今回のメモリ株急落と自分の反省点まとめ
(2026年7月・投資ログ)
市場で何が起きていたのか:構造ショックだった
今回のメモリ株の急落は、単なる調整ではなく、 セクターの評価軸が急に切り替わった「構造ショック」だった。
決算前までの状況
- DRAM価格は上昇トレンド
- HBM需要は強い
- AIサーバー増設は加速
- メモリ企業の利益率は改善
- 市場センチメントは強気
- MUの決算期待は高かった
→ 勝負どころとしては完全に正しかった。
決算後に市場が突然見始めたもの
- HBM供給拡大による価格プレミアム縮小懸念
- 汎用DRAMの在庫悪化
- NANDの構造的弱さ
- AIサーバー増設ペース鈍化
- IBMの暴落でIT投資の優先順位が変化
- DRAM/NAND価格上昇の鈍化
- テーマ型ETFの逆回転
→ 期待相場から構造評価相場へ急転換。
今回の反省点(構造的に整理)
1. 決算後の「調整」と「構造ショック」を区別できなかった
決算直後の下落は調整に見えたが、数日後に構造ショックへ変化した。 モメンタム相場では決算後の評価軸切り替えが起きやすい。
2. セクター集中が構造ショックに弱かった
損失の72%がSNDK(NAND)由来。 HBMが強く、DRAMはサイクルの谷、NANDは構造的弱点。 弱い領域に偏っていた構造は改善すべき。
3. サイクル分析は合っていたが、構造分析が不足していた
DRAMサイクルの読みは正しかったが、 サイクルの谷・構造ショック・モメンタム崩壊が同時に来た最悪のタイミングだった。
4. 決算後の買い増しは慎重にすべきだった
モメンタム相場では決算後の値動きがトレンドの分岐点になる。 期待が剥がれた瞬間にトレンドが崩れる。
今回の学び(次に活かすべきこと)
決算後は「期待 → 構造評価」への切り替えを必ず確認する
特にモメンタム相場では決算後の数日間が最重要。
セクター内の構造分散を強化する
- HBM比率を増やす
- DRAMはサイクル底打ちを待つ
- NANDは最小化する
サイクルと構造を別軸で見る
サイクルが良くても構造ショックが来れば崩れる。 構造が強ければサイクルの谷でも耐える。
モメンタム相場では「決算=トレンドの分岐点」
決算後の値動きは、その後数週間〜数ヶ月の方向性を決める。
最後に
今回の悔しさは、 勝負どころは合っていたのに、市場が途中で評価軸を変えたことによるもの。
これは改善できる負け。 今回の学びは次の勝負どころで必ず活きる。
